NSCAのCPR/AED認定はどの講習でOK?ハートセイバー・BLSの選び方【トレーナー向け】
NSCA-CPT・CSCSをお持ちのトレーナーの方へ。NSCAの今期の資格有効期間は、全員共通で2026年12月31日までです。更新手続きでは「有効なCPR/AED認定を持っていること」が条件になります。
この記事では、NSCAが求めるCPR/AED認定の条件と、当会場で受けられるハートセイバーCPR AED・BLSのどれを選べばよいかを整理します。
NSCAが求めるCPR/AED認定とは
NSCAジャパンは、資格認定者にCPR/AED認定を常に保持することを義務づけています。受験の時だけでなく、資格を持っている間ずっと必要です。
認められる講習の条件
NSCAジャパン公式サイトでは、次の基準が示されています。
- 講習に実技が含まれていること(オンラインのコースは不可)
- 実技評価が含まれていること
- 傷病者が成人を対象とするものを含む講習会であること
コロナ禍のオンライン特例はすでに終了しています。動画を見るだけの講習では条件を満たしません。
2026年12月31日の更新で必要なこと
更新手続きの中で、「手続き時点」で有効なCPR/AEDを持っていることを宣誓します。宣誓できないと更新を完了できません。CEUや更新料がそろっていても、CPR/AEDが切れていれば止まってしまいます。
出典:NSCAジャパン「資格更新の概要」/資格更新手続き期間最終年用特設ページ
ハートセイバーCPR AEDとBLS、どれを選ぶ?
NSCAジャパンが公開している更新用の「該当する団体(コース)一例」(PDF)には、日本ACLS協会の「ハートセイバー CPR AED」「BLSプロバイダー」「HeartCode®BLS Part2」が載っています。どれも当会場で受講できます。
| コース | 主な対象 | 成人CPRの実技評価 | 有効期間 | NSCAの一例 |
|---|---|---|---|---|
| ハートセイバーCPR AED | 一般の方・トレーナー(医療資格不要) | あり | 2年 | 記載あり |
| HeartCode®BLS | 医療系の方・医療資格がなくても受講可 | あり(会場での実技) | 2年 | 記載あり(Part2) |
| BLSプロバイダー | 医療従事者・医療系の現場の方 | あり | 2年 | 記載あり |
| ハートセイバー ファーストエイド | けがや急病への対応を学びたい方 | ― | 2年 | CPR/AEDの講習ではないため単体では該当しません |
トレーナーならハートセイバーCPR AEDで足ります
ジムやパーソナルの現場で働く方は、ハートセイバーCPR AEDが基本です。成人CPRの実技評価が入っていて、医療資格がなくても受けられます。
医療系の現場ならBLS
看護師・理学療法士などと兼業している方や、職場でBLSを求められている方はBLSを選びましょう。BLSを持っていれば、NSCA用に別の講習を受ける必要はありません。
HeartCode®BLSはオンライン学習と会場での実技・実技評価がセットです。オンラインだけで終わるコースではありません。違いはBLSとACLSの違いの記事も参考にしてください。
受講から認定まで:eCardと有効期限
- acls.jpのコース検索から開催日を選んで申し込む
- 当日、実技と実技評価を受ける
- 後日、修了カード(AHAのeCard)がオンラインで発行される
- NSCAの更新手続きで、有効なCPR/AEDを持っていることを宣誓する
eCardの有効期間は2年で、カードに期限が記載されます。受験や更新で証明を求められたときにすぐ出せるよう、eCardは保存しておきましょう。有効期限の考え方はBLS・ACLS資格の有効期限の記事でも解説しています。
年末の締切前は早めの受講を
eCardが届くまでの日数は、時期や状況によって変わります。12月は同じ目的の方で講習が混み合うことが予想されます。今のCPR/AEDの期限が切れている方、更新時点で切れそうな方は、できるだけ早めの受講をおすすめします。
ジム単位でまとめて受けたい場合
スタッフ全員の更新時期がそろっているジムも多いはずです。団体での受講は1回4〜6名が目安で、4名未満もご相談ください。平日や夕方〜夜の時間帯も相談できます。
けがや急病への対応も学びたい方はファーストエイドの記事もどうぞ。
よくある質問
Q. オンラインだけのCPR講習はNSCAで使えますか?
A. 使えません。NSCAの基準では、実技と実技評価が含まれている必要があります。
Q. NSCA以外の資格(JATI・NESTAなど)にも使えますか?
A. 団体ごとに条件が異なります。各団体の公式の要件をご確認ください。
Q. 一例に載っていれば必ず認められますか?
A. 判断はNSCAジャパンが行います。最新の条件はNSCAジャパン公式サイトでご確認ください。
まとめ
- NSCAの今期の資格有効期間は2026年12月31日まで
- 更新には、手続き時点で有効なCPR/AED認定が必要
- 条件は「実技あり・実技評価あり・成人対象」。オンラインのみは不可
- トレーナーはハートセイバーCPR AED、医療系の現場ならBLS
- 年末は混み合うので早めの受講を
ハートセイバーCPR AED・HeartCode®BLSは医療資格がなくても受講できます

