HeartCode®BLSとは?従来のクラスルーム型との違い・受講方法を解説
「HeartCode®BLSって普通のBLSと何が違うの?」
「動画で学習するだけで、ちゃんと身につくの?」
「申込みから資格取得までどう進めればいい?」
2026年現在、AHA(アメリカ心臓協会)認定のBLSプロバイダーコースは、従来のクラスルーム型からHeartCode®BLS(ハートコードBLS)と呼ばれる新しい受講スタイルへ大きく切り替わりました。
この記事では、HeartCode®BLSとは何か、従来型との違い、受講の流れ、メリット・デメリット、そして横浜エリアでの受講方法までを医療従事者向けにわかりやすく解説します。
結論:HeartCode®BLSは「動画による事前学習+対面実技」の新しいBLS受講スタイル
HeartCode®BLSは、AHA公式のオンライン動画教材で事前に知識を学び、対面会場では実技と評価のみを行うブレンディッドラーニング型のBLSプロバイダーコースです。
従来は1日かけて会場で講義と実技をまとめて行っていましたが、HeartCode®BLSでは座学パートを事前にオンラインで完了し、会場での時間を実技中心に圧縮できるのが大きな特徴です。取得できる資格は従来と同じ AHA BLSプロバイダーカード(有効期間2年) です。
HeartCode®BLSとは何か
AHA公式のブレンディッドラーニング教材
HeartCode®BLSは、AHA(American Heart Association)が公式に提供するeラーニング型のBLSコース教材です。受講者は所定の動画・シミュレーションをオンラインで進め、知識テストに合格したうえで、認定トレーニングサイトの実技セッションを受講します。
学習の中身はガイドライン準拠で、従来型と同等の知識・技能の習得を目的としています。AHAが提供する正規教材なので、修了後に発行されるカードも従来と同じ国際的に通用するBLSプロバイダーカードです。
「事前学習+対面実技」の2ステップ構成
- ステップ1:オンライン事前学習(自宅・自分のペースで)
- ステップ2:対面実技セッション(認定会場で実技と評価)
この2つを両方終えてはじめて、BLSプロバイダーカードが発行されます。オンラインだけで完結するコースではない点に注意してください。
従来のクラスルーム型BLSとの違い
HeartCode®BLSと従来型クラスルームBLSの違いを表に整理しました。
| 項目 | HeartCode®BLS | 従来のクラスルーム型BLS |
|---|---|---|
| 学習スタイル | オンライン事前学習+対面実技 | 会場で講義と実技を一括 |
| 事前学習 | 必須(AHA公式動画+知識テスト) | 推奨レベル(教材は配布) |
| 会場滞在時間 | 短め(実技と評価が中心) | 長め(座学+実技) |
| 学習ペース | 事前学習は自分のペース | 会場の進行に合わせる |
| 復習のしやすさ | 動画を繰り返し視聴できる | 配布テキストでの復習 |
| 必要環境 | PC・タブレット・ネット環境 | 会場に行ければOK |
| 取得できる資格 | AHA BLSプロバイダーカード | AHA BLSプロバイダーカード |
大きなポイントは、会場で過ごす時間が短くなる代わりに、事前学習を自分で計画的に終わらせる必要があるということ。忙しい医療従事者にとっては、まとまった1日を確保しづらい現状にフィットした受講スタイルといえます。
HeartCode®BLSの受講方法(5ステップ)
HeartCode®BLSの受講は、おおまかに次の流れで進みます。
ステップ1:受講申込
認定トレーニングサイト(横浜トレーニングラボなど)の予定表から、対面実技セッションの日程を選んで申し込みます。
ステップ2:オンライン事前学習教材のアクティベート
申込後、AHA公式のオンライン教材へアクセスするためのキー(受講コード)が案内されます。受講者ごとに個別のアカウントで進めるため、家族や同僚と共有はできません。
ステップ3:動画+シミュレーションでの事前学習
胸骨圧迫の質、AEDの使い方、人工呼吸、チーム蘇生、窒息解除などのモジュールを順に視聴します。途中に小テストが挟まれ、最後の知識試験に合格する必要があります。所要時間は人によりますが、目安は2〜3時間程度です。
ステップ4:修了証(事前学習完了証)の準備
事前学習を修了すると、修了証(Completion Certificate)が発行されます。これを対面実技セッション当日に必ず持参します(紙またはスマホで提示可)。提示できないと実技を受講できないため要注意です。
ステップ5:対面実技セッションの受講
会場では、胸骨圧迫・AED・バッグマスク換気・チーム蘇生・窒息解除などを実際に練習し、最後にスキルテストを受けます。合格すると、その場で(または後日)BLSプロバイダーカードが発行されます。
HeartCode®BLSのメリット・デメリット
メリット
- 自分のペースで学習できる:夜勤明けや通勤時間など、スキマ時間で進められる
- 苦手分野を繰り返し復習できる:動画を何度でも視聴可能
- 会場滞在時間が短い:1日まるごと予定を空ける必要がない
- 実技に集中できる:会場では手技の練習と評価に時間を使える
- 事前学習で土台ができている:実技セッションの理解度が上がる
デメリット
- 事前学習を自分で進める必要がある:先延ばしすると受講できない
- ネット環境とデバイスが必須:PC・タブレット・安定した通信が必要
- 修了証を忘れると当日受けられない:紙またはスマホでの提示が必要
- 受講料に事前学習教材費が含まれる:費用構成が従来とやや異なる
事前学習さえきちんと終わらせれば、忙しい医療従事者にとっては従来よりも受講しやすい仕組みになっています。
HeartCode®BLSはこんな方におすすめ
- 勤務シフトの都合で1日まるごと予定を空けるのが難しい方
- 自分のペースで動画学習を進めたい方
- 苦手分野は何度も復習して理解を深めたい方
- 会場では実技にしっかり時間を使いたい方
- BLSプロバイダーカードを取得・更新したいすべての医療従事者
一方で、「集合型でみんなと一緒に学ぶスタイルが好き」「事前学習に時間を取るのが難しい」という方は、対面実技セッション前に余裕を持って事前学習スケジュールを組むことが大切です。
横浜トレーニングラボでHeartCode®BLSを受講する
横浜トレーニングラボ(川崎ECCトレーニングサイト運営)では、HeartCode®BLSの対面実技セッションを月10〜15回と高頻度で開催しています。
- 反町駅徒歩5分・横浜駅から1駅の好アクセス
- 少人数制で実技にしっかり時間を確保
- 経験豊富なベテラン講師による丁寧な指導
- 平日・土日ともに開催日多数で、希望日に合わせやすい
- 医療従事者以外の方の受講も可能
「来週末までに資格が必要」「夜勤明けに受けたい」といった医療従事者特有のニーズにも、高頻度開催で対応しやすいのが当ラボの強みです。
まとめ:HeartCode®BLSは「事前学習+実技」の効率的な受講スタイル
- HeartCode®BLSは、AHA公式の動画による事前学習と対面実技を組み合わせたブレンディッドラーニング型コース
- 取得できるのは従来と同じ AHA BLSプロバイダーカード(有効2年)
- 会場滞在時間が短く、実技中心の構成になっている
- 事前学習を自分で計画的に終わらせる必要がある点だけ要注意
- 横浜トレーニングラボなら月10〜15回開催で希望日に受講しやすい
BLSとACLSのどちらを受けるべきか迷っている方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

